実力つけたいなら・・・
フリアナへ授業体験に行った日のことを、今でもよく覚えています。
その時の教材は昔話「春に消えた娘」でした。岩尾塾長の素晴らしいお手本に倣って、塾生の皆さんがハイレベルな読みを披露。塾長からの厳しい指摘に、引き締まる空気。そして圧倒される私・・・。そのうち見学者も実力判定ということで発表のチャンスがありました。文中おじいさんが声を荒げるシーンがあり、私も精いっぱい強い口調で表現したつもりだったのですが、塾長からは「全然怒ってない!もっと怒って!!」とダメ出しの嵐。正直な話、過去に他校でレッスンを受けたり、入学説明を受けたこともありました。しかし趣味の延長に過ぎない緩い指導であったり、授業見学が出来ずにどのようなレッスンなのかイメージが沸かず、入学に至らないということもありました。
私は塾長から「全然怒れていない!」とダメ出しをされた瞬間、入学を決めました。見学者にも甘い顔をしない此処なら、実力を身に付けられると確信したからです。そして私が期待していた通りの、充実したレッスンの日々が始まりました。スポットアナウンス、段下がりの法則、ナレーションにおあや芝居・・・と、学ぶことは山のようにありました。ナレーションのタイトルすらまともに読めず、凹みながら電車に揺られて帰ったことも・・・。
私は幸いにも通塾中にチャンスをいただき、番組キャスター役を5年近くも担当させてもらいました。フリアナとの出会いが、人生の大きな分岐点になったと思っています。今、塾のホームページを見ている皆さんもぜひ一度見学に来てみて下さい。熱血塾長が迎えてくれますよ!
→ フリーアナウンサー・クラブ 宮舘 聖子
卒業生の感想