当塾の卒業生であり、パーソナリティーの大先輩小川もこさんの語りの会です。
小川さんは、佐江衆一作「装腰綺譚」を語られました。
侍の家に生まれた清三郎、武士を捨てて清吉として根付師を志して修行していた。その彼を以前はスリを稼業にしていたお仙が励まし助け、ようやく出来上がった根付が回りまわって彼をコケにする男の腰にあることに耐えられず、お仙が昔の技術を使ってその男から奪おうとする・・・。
長編の小説をすべて暗記し、表現豊かに語りかける・・・もう朗読を超越しています。引き込まれ、聞き入ってしまいました。着物姿も美しくて圧倒されました。
小川もこさんの朗読の会「もの語りの世界」に行ってきました
2017年10月16日