悩むだけだった私にヒントをくれた塾長!
ナレーターになる事を志し、いくつかの学校・養成所を経て、この塾にお世話になりました。
とある事務所に所属にはなったものの、「自分でも何かが足りない」「一皮剥けたい」そう感じていた頃でした。足りないものとはなんだろう?なぜ私の読みはよそよそしくつまらないのだろう?悩むだけだった私にヒントをくれたのは、まぎれもなく塾長でした。初めは、本気本音の指摘に落ち込んだ事もありました。大人になってから、こんなに酷評される機会は普通に生活しているとありません。でも、(言葉は悪いですが)いつか絶対見返してみせる、そう思い1年間やり続けました。その意気込みが伝わったのでしょうか?5ヶ月位たった頃に、塾長から「上手くなったね」と言われた時に、葛藤や強い気持ちがあってこそ人は何かを成し遂げるんだと実感しました。
授業についてですが、塾生同士で指導し合う時間があるのですが、とても新鮮でした。読みが魅力的な人は、教え方も上手い。恐らく、自分の頭で考えて答えを見つけ、それをナレーションで表現をしているから、指導の際の説明が実践的でわかりやすいのだと思います。そういった、読みに対するそれぞれの過程も学べるのはこの塾ならではでしょうね。
また、授業中の塾長とのやりとりは、現場でのディレクターとのやり取りの疑似体験です。練習や下読みで感じた自分なりの解釈だけでなく、その時その時に求められる塾長からの指示に必死に近づけようとする事で、「何を求められているのか」「どうしたら近付くのか」の対応力がつきます。以前は現場でブースに入り、自分の解釈と違う指示を頂いた時は焦りがありましたが、今では授業での経験が支えとなり、焦らずいくつかの読み方を提示する事が出来るようになりました。この塾で1年頑張れば、自然とそういった強さが得られますよ(笑)。
体験レッスンに来た方は、まず驚かれるかもしれませんが、あえて自分のまだ出せていない部分を引き出す為にも、ぜひ授業を受けて頂きたいです。私も、この塾での荒療治(!)のお蔭で、まわりが驚く程変わりました。自分をさらけ出すこと。この塾に来て一番私が変われた部分です。だからこそ「つまらない読み」から「血が通った読み」に近づけたと思っています。
もちろん、卒業してからも勉強は続きますが、ここでの経験は今後の自分に絶対に活かされて行くと確信しています。また、ここに通う塾生は、現役で声の仕事に携わっている方が多く、刺激的な出会いがたくさんあります。そんな出会いも今の私にとっての財産の一つになっています。皆さんも、ぜひたくさんの『財産』を この塾で得て下さいね。